大屋納豆に使われている大豆①
素材の持ち味が生み出す味の違いをお楽しみください
大屋納豆は厳選した希少な素材を使用しております。
そのため製造時期により原料が異なる場合があります。
大屋納豆の特徴は素材の持ち味と伝統製法が生み出す個性ある納豆です。
今回は使われている大豆を紹介しましょう。
品種名 |
音更大袖(オトフケオオソデ) |
産地 |
北海道産 |
無農薬・無化学肥料栽培のものを使用
流通販売されるときの銘柄名は音更大袖振大豆と呼ばれています。
北海道音更町で「大袖振」という品種から大粒で冷害に強いものを長年かけて選抜して作られた「在来種」です。
コクとうま味が豊かな食味。
一般的に北海道産の大豆は糖度が高く、高品質といわれていますが、中でも音更大袖は甘みが強い品種。
ヘソが黒いタイプで、美しい薄緑の姿が特徴です。
在来種とは
古くから日本各地で栽培されており、長い時間をかけて味や形が固定されていった伝統的な品種。
在来種はその土地の気候による成長不良や病気に対して強い特徴を持ちます。
しかし種を自家採種する手間がかかり「F1品種」に比べて品質や生育にバラツキがあるため、自家消費用に栽培される程度でした。
近年では多量生産される野菜にはない個性から、伝統野菜として見直されています。
F1品種とは
(一代交配種)性質が異なる2つの品種を掛け合わせて作った、双方の利点を兼ね備えた品種。
この特徴は次の世代には受け継がれないため、F1品種から採種して育てても、同じ品質の作物はできません。
このため栽培するためには、毎年、種苗会社から種を買う必要が。
しかし、一定の形状や味の農作物が、時期を揃えて収穫できる利点があります。
このため、現在売られている農作物のほとんどがF1品種になっています。
知っていただきたい特徴
納豆粒の一部がピンク色に
ピンク色の部分は大豆の胚芽(芽が出る部分)の色素 です。個体により色素成分が強く出ることがありますが、大豆の特性ですのでお召し上がりになっても問題ありません。
大豆のへそ
黒い筋は豆がさやにつながっていた部分で「大豆のへそ」といわれます。「へそ」が黒い品種は黒く目立ちますが、お召し上がりになっても問題ありません。
この記事は持続可能なわら納豆作りで、地方から社会問題を解決するソーシャルベンチャー企業、株式会社キツ商会がお届けします。
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