すべての人に
ディーセント・ワークを
キツ商会では、わらの加工を
障がいを持つ方が働く施設に委託しています。
すべての人が平等にディーセント・ワークを実現する。
誰でも収入や就業機会に恵まれる社会をつくる。
SDGsの目標の一つです。
しかし実現は簡単ではありません。
例えば障がいを持つ方が抱える経済問題。
一般の就職が難しい方は福祉的な就労施設で働いています。
その場合の給与は1か月働いて1万5千円程度。
施設も給与アップを努力しているものの、競争力が弱い製品の製造販売や内職仕事が多く、大幅な収入増には至っていません。
「障害を持つ方が普通の収入を得られる仕組みを作りたい」
キツ商会はこの思いを込めて大屋納豆を作っています。
大屋納豆はすべて手仕事で作られています。
納豆に使うわらの加工もすべて人の手です。
私たちはこの手仕事を単なる製造コストと考えていません。
この手間にこそ価値が宿るからです。
大企業と競合しない、個性と価値をもった製品を作る。
高くとも価値を理解していただけるお客様だけに購入していただく。
適正な利益を頂き、障がいを持つ方の収入アップに使わせていただく。
今はまだとても小さな力しかありません。
しかし、私たちは少しずつ社会を変えようとしています。